【今年の漢字】同じ漢字が選ばれることってあるの？今まで一番多く選ばれた漢字は何？

2024年12月12日の14時に今年の漢字が発表されます

その年の世相から一般公募を行って一番多いものが選ばれる今年の漢字ですが

マサさん

同じものって選ばれるのかな？

ヒメちゃん

そういえば気にしたことなかったけど
あるんですかね？

同じように気になっている方もいらっしゃるかと思います。

そこでここでは今年の漢字で複数回選ばれたものはあるのか？

どの漢字が一番多く選ばれているの？

ということを徹底調査し、今年の漢字という制度がどのように成り立っているかについても合わせてまとめてみましたのでご覧ください。

この記事を読んでわかること

・今年の漢字について
・今年の漢字は同じものが選ばれるのか
・今年の漢字で今までに一番多く選ばれたものについて

「今年の漢字」とは？選定方法と歴史を徹底解説

1995年から始まった「今年の漢字」は、日本漢字能力検定協会が主催する年末恒例の行事です。

全国から募集された「その年を象徴する漢字一字」の中から、最も多くの票を集めた漢字が選ばれます。

マサさん

これが報道されるとああ年末だなあって感じますよね

京都・清水寺での発表は、漢字文化の中心地である京都の歴史的重要性と、清水寺の持つ文化的価値を象徴しています。

毎年12月12日の「漢字の日」に、清水寺の森清範貫主（もりせいはんかんす）による力強い筆さばきでその年の漢字が発表されます。

マサさん

あの書いている途中のハラハラ感がたまりませんよね

選定は一般からの投票によって行われ、11月初旬から12月上旬までの期間中、はがきやFAX、インターネットを通じて応募を受け付けています。

過去5年間の応募状況を見ると、以下のような推移となっています。

これまで20万人の応募総数があったのに2023年は14万票と落ちております。

この理由については明確なものがなかったのですが2024年の応募総数についても注目したいと思っております。

投票には、その年を象徴すると考える漢字一字と、選んだ理由の記入が必要です。応募は一人一回限りで、インターネットでの応募が主流となっています。

今年の漢字で同じ漢字が選ばれることは確かにあります。

特に注目すべきは、複数回選ばれた漢字とその背景です。

複数回選ばれた漢字は以下の4字です。特に「金」は4回選出され、最多となっています。それぞれの選定年と主な背景をご紹介します。

漢字	選出年	時代背景
金	2000 2012 2016 2021	ｼﾄﾞﾆｰｵﾘﾝﾋﾟｯｸ金環日食・ﾛﾝﾄﾞﾝｵﾘﾝﾋﾟｯｸリオオリンピック東京オリンピック
税	2014 2023	消費税8％への増税防衛費増大による増税議論
戦	2001 2022	アメリカ同時多発テロウクライナ侵攻
災	2004 2018	新潟中越地震　豪雨大阪北部地震　豪雨

この表からわかるように、同じ漢字が選ばれる年には、その漢字が象徴する出来事や社会現象に共通点が見られます。

特に「金」はオリンピックイヤーに選ばれる可能性が高く

2024年はパリオリンピックが開催されたということもあり5回目の選出となるのか注目が集まるところであります。

1995年から開催されている今年の漢字ですが、ここでは歴代に選出された今年の漢字について一覧にまとめてみました。