2024年11月5日に投開票が始まったアメリカ大統領選。
事実上の勝利宣言を出して二回目の大統領就任が決まったトランプ大統領ですが、前回大統領時には安倍元首相との蜜月関係を築き日米関係は良好だったと言えるでしょう。

仲が良かったイメージだよね

なんか昔からの友人って感じでしたよね
では今回石破首相となった現在の日本との関係は今後どうなるのか?
石破首相とトランプ大統領の関係性(二人の仲)や共通点についてまとめた上で、安部元首相のとった外交策と比較した上で検証・考察してみようと思います。
・石破首相とトランプ大統領の関係性について
(二人の共通点)
・安部元首相とトランプ大統領の関係性について
・今後の展望について
石破首相とトランプ大統領の関係について
ではここからは石破首相とトランプ大統領の関係についてご紹介していきます。
まずはトランプ大統領の勝利宣言後に行われた日米最初の外交イベントである電話会談についてみていこうと思います。
初の電話会談から見える両者の関係性
日本の新首相就任後、世界が注目する最初の外交イベントとなった電話会談。
わずか5分という短い時間でしたが、この会談は今後の日米関係を占う重要な一歩となりました。
官邸内では早くも次の対面会談に向けた水面下での調整が始まっています。
就任直後の電話会談で、トランプ氏との最初の接点を持った石破首相。
「非常にフレンドリーだ」という石破首相の第一印象は、今後の関係構築に向けた希望を感じさせるものでした。
・会談時間:約5分
・石破首相の印象:「非常にフレンドリーだ」
・トランプ氏の反応:「会って話をすることを楽しみにしている」
しかし、この前向きな第一印象の一方で、官邸内では慎重な声も上がっています。
特に、今後の関係構築に向けた戦略については、様々な見解が示されています。
・「トランプ氏は理詰めの議論は好まないので気をつけたい」
(官邸幹部)
・「『得だ』と思わせる態勢づくりが必要」
(重鎮議員)
これらの意見は、単なる懸念ではなく、安倍前首相の成功例から得られた貴重な教訓とも言えるでしょう。
では安部元首相とトランプ大統領の関係性について紹介していきます。
安倍元首相とトランプ大統領との関係性について
「シンゾーに会いたい」―。
側近によると、今でもそう漏らすというトランプ大統領のこの言葉は、安倍元首相との関係性について最も大きく語っているのではないでしょうか。
28回に及ぶ首脳会談、個人的な信頼関係の構築、そしてゴルフを通じた独自の親交。
これらの外交資産は、日本の対米外交における重要なレガシーとなっています。
安部元首相とトランプ大統領の「蜜月関係」から学ぶべきもの
安倍元首相の対米外交手法は、その戦略性において特筆すべきものでした。
就任直後に54万円の高級ドライバーを携えてトランプタワーを訪問したエピソードは、今でも外交官の間で語り継がれています。
【特徴】
・迅速な信頼構築
・個人的趣味の活用
・親密な関係構築
【具体例】
・トランプタワーでの初会談
・ゴルフ外交の成功
・「ドナルド」「シンゾー」の関係
【背景にある戦略】
・先手を打つ積極性
・相手の興味に寄り添う
・個人的な信頼関係の重視
「外交とは、結局のところ人と人との関係である」―。
ある外交筋はこう語ります。
安倍元首相は、この原則を体現する形で対米関係を築き上げました。
その手法は、時として「個人外交に依存しすぎている」との批判も受けましたが、結果として日米同盟の強化に大きく貢献したと評価されています。
では一方で石破首相の場合はどうなのか。
その点について確認していこうと思います。
石破首相のトランプ大統領との関係の今後の展望予想
では、石破首相とトランプ大統領との関係性について今後の展望を予想してみたいと思います。
安部元首相が行ったゴルフ外交ですが、石破首相がもし同じことをやろうと思った場合どうなるのだろうか?
という点に注目してみました。
石破首相のゴルフに関するエピソードについてまとめてみましたのでご覧ください。
石破首相のゴルフに関するエピソードについて
日ごろからゴルフに親しんでいた安部元首相。
それを武器に共通の趣味を持つトランプ大統領と蜜月関係を築いたのですが
一方石破首相は安部元首相ほど日ごろからゴルフに親しんでいるとはいえないようです。
2018年の自民党総裁選前のインタビューでこのように話しておりました。
・1986年衆院選初当選の時のエピソード
・地元で友人と早朝ゴルフに行った
・「いい身分だね。もうゴルフかい?」と声を掛けられる
・これをきっかけにゴルフはやらなくなった
高校時代はゴルフ部で実はハーフで40前半出回っていた時期もあるという石破首相
ゴルフに関する腕前は確かなものもあったようですが、しかしこの時のエピソードからもわかるように現在はゴルフはやっていないようです。

元々上手いんだから練習したら上手くなりそう…
どうやらゴルフ外交に関しては石破首相にとってはなかなか難しいと言えるでしょうが、例えやったとしても安部元首相の二番煎じとなってしまうことは否めませんね。
では石破首相の外交の強みとは何なのか次では紹介したいと思います。
石破首相の強みを生かしたトランプ外交の展望について
では、石破首相はどのような外交を展開していくのでしょうか。
政策通として知られる石破首相には、独自の強みと可能性があります。
・理路整然とした政策提案による説得力
・実務重視の関係構築アプローチ
・データや事実に基づく議論展開
「安倍外交の模倣ではなく、石破カラーを活かした新たな関係構築が必要です」と、ある政府高官は指摘します。
しかし一方では前章でも紹介したように「トランプ氏は理詰めの議論は好まないので気をつけたい」という声も聞かれるため石破さんの強みである上記の点はデメリットとなる可能性も否めません。
このままでは今後の日米関係は思わしくないのではと思われるのですが…。
しかし、調べてみると石破首相とトランプ大統領にはある共通点があることがわかりました。
次はそのことについてご紹介していきます。
石破首相とトランプ大統領の意外な共通点
安部元首相とトランプ大統領の関係が「蜜月関係」とまで呼ばれるようになった要因の一つにお互いの共通趣味であるゴルフにあったことはここまで説明しました。
では石破首相とトランプ大統領の間にそのようなものはないのかと調査してみたところ、意外な共通点があることがわかりました。
それは二人とも敬虔なキリスト教徒であるとう点であります。
こちらの一覧表をご覧ください。
石破首相 | トランプ大統領 |
4代目クリスチャン | 幼少期から長老派教会 |
18歳で洗礼 | 13歳で堅信礼 |
教会学校教師経験あり | 50年間礼拝に通う |
小さい頃から母親のに連れられてプロテスタント系の日本基督教団鳥取教会に通っていた石破首相。
そこで18歳の時に洗礼を受けております。
鳥取から上京して慶応義塾大学に進学後は日本キリスト教会世田谷伝道所に出席し、教会学校の教師も務めるほどの熱心な信者でありました。
あまり多いとは言えない日本でのキリスト教徒の割合。
歴代の首相でもキリスト教徒だった方は多くはありません。
・吉田茂
・片山哲
・鳩山一郎
・大平正芳
・細川護熙
・麻生太郎
・鳩山由紀夫
共通の価値観を持つことは時として政治的な関係構築においても重要な役割を果たすことは安部元首相とトランプ大統領の関係性を見ることからも明らかです。
その点から言っても石破首相とトランプ大統領の間にあるこの共通点からも今後このような可能性が考えられるのではないでしょうか。
・共通の価値観による相互理解の可能性
・宗教を通じた文化的な親近感
・道徳観や倫理観の共有による信頼関係の構築
このように二人の共通点からアプローチすることで日米関係も良好になると言えるのではないでしょうか。
石破首相とトランプ大統領の関係についてまとめ
ここまで新たにアメリカの大統領に就任したトランプ大統領と石破首相との関係性について紹介してきました。
一覧にまとめますとこのようになります。
【現在の状況】
・電話会談を行う
・南米訪問の帰路にアメリカ立ち寄りを検討
※実現は厳しい
【安部元首相とトランプ大統領の関係】
(特徴)
・迅速な信頼構築
・個人的趣味の活用
・親密な関係構築
(具体例)
・トランプタワーでの初会談
・ゴルフ外交の成功
・「ドナルド」「シンゾー」の関係
(背景にある戦略)
・先手を打つ積極性
・相手の興味に寄り添う
・個人的な信頼関係の重視
【石破首相とトランプ大統領の関係性展望】
・水と油のような関係
石破首相:理論型
トランプ大統領:直感型
・二人の共通点
敬虔なクリスチャン(キリスト教プロテスタント)
石破首相 | トランプ大統領 |
4代目クリスチャン | 幼少期から長老派教会 |
18歳で洗礼 | 13歳で堅信礼 |
教会学校教師経験あり | 50年間礼拝に通う |
・共通の価値観による相互理解の可能性
・宗教を通じた文化的な親近感
・道徳観や倫理観の共有による信頼関係の構
このように厳しい面も見られる石破首相とトランプ大統領の関係性と今後の日米関係ではありますが。
しかしそれ以上に共通点も見られるなど期待感も持たれております。
今後の動向にも注目したいですね!
ここまで読んでいただきましてありがとうございます。
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