北海道で2000円代の安い米はいつから、どこで買えるの?(松原米穀販売情報)

北海道で2000円代の安い米はいつから、どこで買えるの?(松原米穀販売情報) ニュース

米価の高騰が続く中、政府が備蓄米の放出を決定し、5キロあたり2000円台という格安価格での販売が注目を集めています。

これまで5キロ4000円前後していた米が半額程度で購入できるとあって、全国で大きな話題となっているこの「進次郎米」とも呼ばれる備蓄米。

特に北海道では、米価高騰の影響で麺類の売り上げが7~10%も増加しており、消費者の米離れが深刻化している状況です。

そこで北海道で2000円台の安い備蓄米がいつから、どこで購入できるのかについて詳しく調査してみました。

また北海道で最速で販売されるという松原米穀での販売情報についてもまとめてみましたのでご覧ください。

この記事を読んでわかる事

・全国での備蓄米販売開始の経緯
・北海道での備蓄米販売開始時期
・随意契約の仕組み
・北海道での具体的な購入場所
・松原米穀の販売予定 ・備蓄米に関する最新情報

全国で備蓄米(進次郎米)の販売が開始

小泉進次郎農林水産大臣が進める備蓄米の放出が、2025年5月26日から本格的に開始されました。

この政策は、米価高騰に苦しむ消費者を救済するため、政府が保有する備蓄米を通常の競争入札ではなく随意契約で販売するという画期的な取り組みです。

備蓄米販売の現状

・申し込み開始:2025年5月26日
・申し込み企業数:約70社
・一時受付休止:5月27日(申し込み殺到のため)
・販売価格:5キロあたり2000円程度
・対象年産:2022年産・2021年産

5月27日には申し込みが殺到し、農林水産省は一時的に受け付けを休止するほどの盛況ぶりを見せています。

小泉農水相によると、現時点で約70社からの申し込みがあり、その中には北海道内の企業や店舗も多数含まれているとのことです。

これまでの競争入札では最も高い価格を提示した業者が落札できるため、価格が下がりにくい構造となっていました。

しかし今回の随意契約では、政府が販売価格を決められるため、5キロあたり2000円程度という消費者にとって魅力的な価格設定が実現しています。

北海道で備蓄米(進次郎米)の2000円代の安い米はいつから買えるの?

北海道での備蓄米販売開始時期について、具体的なスケジュールが明らかになってきています。

主要小売店の販売開始予定

北海道での備蓄米販売時期

・松原米穀:6月10日~(最速)
・イオン北海道:6月中予定
・コープさっぽろ:6月下旬~(店頭)、7月初旬~(宅配)

コープさっぽろでは1500トンの備蓄米を購入申請しており、店頭では6月下旬から、宅配では7月初旬以降の販売開始を予定しています。

価格については5キロ2000円台で調整中とのことで、現在の市場価格の半額程度での提供が期待されています。

また、北海道内のイオンでも親会社のイオンが2万トンを調達し、道内では6月中の販売開始を予定しています。

イオン北海道では「5キロ、2160円を目安に検討している」と具体的な価格も公表されており、消費者にとって朗報となっています。

販売までの課題

・精米作業:玄米での引き渡しのため時間が必要
・袋詰め作業:新たに備蓄米用のコメ袋を大量作成
・流通体制:精米設備のない業者は精米業者を確保

ただし、備蓄米は玄米で引き渡されるため、精米と袋詰め作業に時間がかかることから、実際の店頭販売までにはある程度の期間が必要とされています。

米の随意契約について

随意契約とは、一般的に価格などの条件を踏まえて発注者が契約先を任意に決めることができる仕組みです。

従来の競争入札との違い

・競争入札:最も高い価格を提示した業者が落札
・随意契約:政府が販売価格を決定
・手続き:随意契約の方が簡素で迅速
・透明性:随意契約では過程が見えにくい

これまでの政府による備蓄米の売り渡しは「競争入札」で行われてきました。

競争入札では最も高い価格を提示した業者から契約できるため、落札価格が下がらない要因とも指摘されていました。

一方、随意契約では政府が販売価格を決められるため、これまでの落札価格より販売価格が低く設定されれば、米の店頭価格も下がる可能性があります。

随意契約のメリット・デメリット

・メリット:価格抑制効果、手続きの簡素化、販売の迅速化
・デメリット:透明性の確保が課題、法律との整合性

また競争入札に比べて手続きが少ないため、販売までの時間が短くなるという利点もあります。

茨城大学の西川邦夫教授は「政府が価格形成に関わっていくことを明確にした」と評価しており、消費者にとって価格下落効果が期待できるとしています。

北海道で備蓄米(進次郎米)の2000円代の安い米はどこで買えるの?

北海道内で備蓄米を購入できる具体的な場所について、現在判明している情報をご紹介します。

北海道の備蓄米が買える場所について

【大手スーパーでの販売予定】
・コープさっぽろ(道内各店舗・宅配サービス)
・イオン北海道(道内約30店舗)
・キテネ食品館(全日食チェーン加盟店)
【中小規模店舗での販売予定】
・札幌市北区の米販売店(5kg 1,944円予定)
・札幌市内の個人経営米穀店
・中小スーパー(2021年産対象時)

購入時の注意点)
・数量制限あり(各店舗で異なる)
・買い占め・転売は禁止
・在庫状況により売り切れの可能性
・現金のみの支払いの場合あり

まず、大手スーパーでは「コープさっぽろ」と「イオン北海道」が備蓄米の販売を予定しています。

コープさっぽろでは道内各店舗での店頭販売に加え、宅配サービスでも取り扱う予定となっており、利便性の高い購入方法が提供される見込みです。

イオン北海道では道内約30店舗での販売を予定しており、6月中には店頭に並ぶ予定となっています。

また、札幌市で二店舗を営業するスーパー「キテネ食品館」では、加盟する「全日食チェーン」が備蓄米の随意契約に申し込む方針のため、店頭に並ぶ可能性があります。

中小規模の米穀店では、札幌市北区にある米の販売店が令和3年産の備蓄米10トンを申請し、5キロあたり税込み1944円での販売を予定しています。

このように、大手スーパーから個人経営の米穀店まで、幅広い販売チャネルで備蓄米が提供される予定となっています。

北海道では松原米穀がいち早く販売予定

北海道内で最も早く備蓄米の販売を開始する予定なのが、株式会社松原米穀です。

同社は5月26日の申請受付開始直後に申し込みを行い、5月28日付で採択されており、北海道内限定での小売販売を実施することを発表しています。

見出し

【松原米穀の販売概要】
・商品:令和4年産政府備蓄米
・価格:5kg 1,990円(税抜)2,150円(税込)
・販売地域:北海道内限定
・販売方法:対面販売・通販・自社配送
【対面販売スケジュール】
(松原米穀本社)
住所:札幌市東区東雁来11条3丁目2番1号  
6月10日(火)11:00~17:00
6月11日(水)11:00~15:00
6月12日(木)11:00~15:00
(松原米穀江別低温倉庫)
住所:江別市豊幌花園町2-1
6月10日(火)7:00~9:00
6月14日(土)7:00~15:00
6月15日(日)7:00~15:00

購入数量制限】
・対面販売:1週間につきお一人様2個まで
・通販サイト:1週間につきお一人様1個まで
・自社配送:1週間につきお一人様2個まで

支払い・注意事項】
・支払い方法:現金のみ(対面販売)
・駐車場:本社は臨時駐車場を用意、江別はドライブスルー形式
・在庫状況:原料入庫が不安定なため売り切れの可能性あり

対面販売では、松原米穀本社(札幌市東区東雁来11条3丁目2番1号)にて6月10日から12日にかけて販売が予定されています。

また、松原米穀江別低温倉庫(江別市豊幌花園町2-1)では、6月10日、14日、15日にドライブスルー形式での販売も実施されます。

さらに、自社通販サイト「ドリームライスネット」での道内限定販売も行われる予定で、複数の購入方法が提供されています。

ただし、買い占めや転売などの行為は絶対に控えるよう呼びかけられており、一人でも多くの方の手に取ってもらうことが重視されています。

北海道で買える2000円代の安い備蓄米についてまとめ

ここまで北海道で購入できる2000円台の安い備蓄米について詳しくご紹介してきました。

政府の備蓄米放出により、これまで5キロ4000円前後していた米が2000円台で購入できるようになることは、家計に大きなメリットをもたらします。

では販売情報について一覧にまとめましたのでご覧ください。

北海道での備蓄米販売情報について

【販売開始時期】
・松原米穀:6月10日から(最速)
・イオン北海道:6月中予定
・コープさっぽろ:6月下旬から店頭、7月初旬から宅配
【主な販売場所】
・松原米穀(本社・江別倉庫・通販サイト)
・イオン北海道(道内約30店舗)
・コープさっぽろ(道内各店舗・宅配)
・キテネ食品館(全日食チェーン加盟店)
・札幌市内の米穀店
【価格帯】
・松原米穀:5kg 2,150円(税込)
・イオン北海道:5kg 2,160円を目安に検討
・コープさっぽろ:5kg 2000円台で調整中
・札幌市内米穀店:5kg 1,944円(2021年産)

【購入時の注意点】
・数量制限あり(週単位での制限が一般的)
・買い占め・転売は絶対禁止
・現金のみの支払いの場合が多い
・在庫状況により売り切れの可能性

現在、札幌市豊平区のスーパーでは米価高騰の影響で麺類の売り上げが7~10%増加しており、消費者の米離れが深刻化しています。

約300袋のセール品うどんがすぐに売り切れてしまうなど、米の代替品への需要が高まっている状況です。

今回の備蓄米放出により、家計負担の軽減と米の消費回復が期待されています。

2021年産の備蓄米についても、小規模な小売店や中小スーパーを対象に5キロ1800円程度での販売が予定されており、さらなる価格下落も見込まれています。

購入を検討される際は、各販売店の最新情報を確認し、数量制限や販売時間などのルールを守って利用することが大切です。

ここまで読んでいただきましてありがとうございます。

松原米穀販売案内ホームページ

【この記事を書いた人】

豆知識情報局長

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