2024年メジャーリーグのワールドシリーズが開幕しました。
我らが大谷翔平選手が所属するドジャースが出場しているということで注目となっているこの試合。
第一戦目で最も注目されたのは大谷翔平選手ではなくフリーマン選手でした。
名前:フレディ・フリーマン
所属:ロサンゼルス・ドジャース
ポジション:一塁手
出身:カナダ・オンタリオ州
家族:妻(チェルシー)、3人の息子
延長10回裏、2-3で迎えたその打席で見事な逆転サヨナラ満塁ホームランを放ち劇的な勝利を収めたドジャース。

見事なホームランでしたよね!

思わず叫んじゃったね!
皆さんは、グラウンドでは気迫あふれるプレーを見せるドジャースの主砲フレディ・フリーマンの意外な一面をご存知でしょうか?
試合では鋭い眼力と華麗な守備で魅せる彼ですが、グラウンドを離れると驚くほど謙虚で温かい人柄の持ち主なんです。
実は彼には、6歳で母を亡くした壮絶な過去があります。
その経験が、現在の彼の家族への強い愛情と深い絆の源になっているんですよ。
今回は、メジャーリーグの強打者としての顔とは異なる、一人の父親、息子、そして家族思いの男としてのフレディ・フリーマンの素顔に迫っていきたいと思います。
【ドジャース「フリーマン」の家族思いの一面について】
・母との別れから学んだ家族の大切さ
・息子たちとの心温まるエピソード
・チームメイトからも愛される人柄
・家族の支えと共に掴んだ勝利
ドジャース・フリーマンの素顔|家族を大切にする理由
メジャーリーグを代表する強打者であり、ゴールドグラブ賞も受賞している守備の名手であるフリーマン選手。
そんなフリーマン選手ですが、実は幼い頃のある出来事が、現在の彼の人生観を形作っております。
家族を何より大切にする彼の姿勢の原点に、一緒に迫ってみましょう。
MLBスター選手フリーマンの知られざる生い立ち
カナダ・オンタリオ州で生まれたフレディ・フリーマン選手。
実は母の母国がカナダだったこともあり、2023年のWBCではUSAではなくカナダ代表として出場することを選んだんです。
このように語る彼の目には、深い愛情が宿っていました。
母との別れが育んだ強い思い
1999年、フリーマン選手が6歳の時、母は皮膚がんのため他界します。
この経験は、彼の人生に大きな影響を与えました。
現在でも真夏の炎天下でも必ず長袖のアンダーシャツを着用し、皮膚がんの予防啓発活動に積極的に取り組んでいるんです。
「母の死は辛い経験でしたが、家族の大切さと健康の重要性を教えてくれました」と、フリーマンは振り返ります。
・真夏の炎天下でも必ず長袖のアンダーシャツを着用する
・母を皮膚がんで亡くした経験からの行動
・がん予防の啓発活動の一環として続けている習慣
チームメイトからも信頼される人柄
ドジャースのクラブハウスでは、フリーマン選手は最も信頼される選手の一人として知られています。
「フレディは本当の兄貴のような存在です」とムーキー・ベッツが語るように、若手選手の相談役となり、チームの雰囲気作りにも貢献しているんですよ。
フリーマン親子の絆|息子チャーリーとの心温まるエピソード
野球選手としての顔の裏側で、フリーマン選手は三人の息子たちの良き父親でもあります。
特に長男のチャーリー君や三男のマキシムス君とは、グラウンド内外で多くの心温まるエピソードを残しているんです。
今回は、そんな父と子の絆を感じられるストーリーをお届けします。
息子と過ごすドジャーススタジアムでの日常
実は最近、フリーマン選手の家族愛を象徴する素敵なエピソードがありました。
息子チャーリー:「パパ、もっと活躍してくれないとオールスターでタティスJr.に会えないよ?」
↓
この言葉をきっかけに復調
↓
見事オールスターに選出
↓
息子との約束を果たす
不振に陥っていた時期、息子のチャーリーから「パパ、もっと活躍してくれないとオールスターでタティスJr.に会えないよ?」と言われたそうです。
この一言が彼の心に火をつけ、見事に復調。
オールスターに選出され、息子との約束を果たすことができたんです。
パパ選手として両立する育児と野球生活
2024年シーズン、フリーマンは家族として最も困難な時期を経験します。
三男のマックス君が神経障害の一種であるギラン・バレー症候群を発症し、入院治療が必要になったのです。
病名:ギラン・バレー症候群
症状:手足の脱力や麻痺
ギラン・バレー症候群は、体の免疫系が末梢神経を攻撃してしまう自己免疫疾患の一つです。
手足の脱力や麻痺などの症状が特徴的で、治療と回復には時間がかかることも。
しかし、フリーマンファミリーの強い絆と医療チームの献身的なケアのおかげで、現在マックス君は退院し、自宅での療養を続けながら、お父さんの試合を球場で応援できるまでに回復しているんです。
フリーマン選手は試合の合間を縫って息子に寄り添い、時には睡眠時間わずか2〜3時間という過酷な状況でも試合に出場。
「家族の笑顔のために」という強い思いで、この困難を乗り越えました。

僕の息子も実は二部脊椎という難病でして
このエピソードはとても刺さりましたね…
勇気をもらったような気がします
SNSで話題になった親子の触れ合い場面
インスタグラムやTwitterでは、フリーマン親子の微笑ましい動画が度々話題になっています。
特に、息子のチャーリーがバッティング練習をする様子や、ダグアウトで父の活躍を喜ぶ姿に、多くのファンが心を温めているんです。
ドジャースでの新たな家族の形|チームメイトとの関係
野球選手にとって、チームメイトは第二の家族とも言えます。
フリーマン選手は、その温かい人柄でドジャースの選手たちからも絶大な信頼を得ているんです。
彼がチームにもたらす影響について、詳しく見ていきましょう。
ロッカールームのムードメーカーとしての一面
知っていましたか?フリーマン選手は試合での真剣さとは対照的に、ロッカールームでは常に笑顔を絶やさないムードメーカーなんです。
「フレディがいると、チームの空気が明るくなる」とチームメイトたちは口を揃えます。
特に新人選手には、自身の経験を活かしたアドバイスを惜しみなく提供。まるで家族のような温かい関係を築いているんですよ。
若手選手のメンター役としての活躍
2022年のドジャース入団以来、フリーマン選手は若手選手の育成にも力を注いでいます。
「自分が経験した苦労は、後輩たちには味わってほしくない」という思いから、技術面のアドバイスだけでなく、メジャーリーガーとしての心構えや生活面でのサポートまで行っているんです。
デーブ・ロバーツ監督も「フレディは選手としてだけでなく、チームの大黒柱として本当に頼もしい存在です」と太鼓判を押しています。
メジャーリーガー・フリーマンを支える家族の存在
トップアスリートとして活躍し続けるためには、強力なサポート体制が必要です。
フリーマン選手の場合、それは間違いなく「家族」の存在ではないでしょうか。
妻のチェルシーさんを中心とした家族の支えが、彼の活躍を支える大きな力となっているんです。
妻チェルシーとの固い絆
実は、フリーマン選手の活躍を支える最大の理解者が妻のチェルシーさんなんです。
2014年に結婚して以来、二人三脚で歩んできた道のり。
「野球選手の妻である前に、フレディのパートナーでありたい」というチェルシーさんの言葉に、二人の絆の深さが表れていますよね。
子育てと野球を両立させる家族の支え
皆さんご存知の通り、MLBは162試合という過密日程。
でもフリーマンファミリーは、この厳しいスケジュールの中でも家族の時間を大切にする工夫をしているんです。
息子の難病と闘いながらも、可能な限り遠征に同行したり、ホームゲーム時は必ずスタジアムに足を運んだり。
まさに「ワンチーム」として戦っているんですよ。
オフシーズンの家族との過ごし方
シーズン中は野球一筋のフリーマン選手ですが、オフシーズンは完全な「家族の時間」なんです。
家族旅行はもちろん、息子の野球教室に通ったり、一緒に料理を作ったり。
「オフシーズンは、失われた家族との時間を取り戻す大切な期間です」という彼の言葉に、家族への深い愛情が感じられますよね。
【ドジャース】フリーマンの家族思いエピソードについてまとめ
いかがでしたか?
ここまでフレディ・フリーマン選手の家族思いのエピソードについて紹介してきました。
母との別れ、息子の病気との闘い、妻との固い絆、そしてチームメイトとの絆。
彼の人生には、常に「家族」という強い支えがありました。
・妻チェルシーの献身的サポート
・3人の息子たちの応援
・遠征先への家族帯同
・オフはすべて家族と過ごす
そして迎えた2024年ワールドシリーズ第一戦。
シーズン終盤、右足首の怪我を抱えながらも、フリーマン選手は大切な試合に出場し続けました。
守備や走塁で足を引きずりながらも、延長10回、劇的な逆転サヨナラ満塁弾を放ちました。
この一打には、単なる勝利への執念だけでなく「病気を乗り越えて観戦に来てくれた息子に、パパの雄姿を見せたい」という強い思いが込められていたのかもしれません。
・右足首の怪我を押して出場
・延長10回、劇的サヨナラ満塁弾
・息子たちへ見せた父の雄姿
6歳で母を亡くした経験から、家族の大切さを誰よりも深く理解している彼は、今度は自身が素晴らしい父親として、夫として、そしてチームメイトとして、多くの人々に愛情と勇気を与え続けています。
僕も今回の記事を執筆する過程でこれらのことを彼から学んだような気がします。
・家族の絆の大切さ
・困難に立ち向かう勇気
・周りへの思いやり
・諦めない心
ドジャースファンにとって、フリーマン選手は単なる優秀な選手以上の存在。
彼の家族を想う強い気持ちと、それを体現する姿は、多くの人々の心に深く響いているのです。これからも、グラウンドの内外で、フレディ・フリーマンの活躍から目が離せませんね!
ここまで読んでいただきましてありがとうございます。
【この記事を書いた人】
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